パンサラッサコラム

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全日本宝石研究所について

ココ山岡で販売されていたダイヤモンド商品の多くは、全日本宝石研究所という鑑定機関の鑑定書が付いています。この全日本宝石研究所は鑑定内容が甘く一貫性が無かったと言われています。ここでは具体的な例を挙げて全日本宝石研究所のグレードのバラつきを説明してみたいと思います。

まずはこの写真をご覧ください。こちらは両方とも全日本宝石研究所で発行された鑑定書です。

(1) 1.07ct H VS1 VG (全日本宝石研究所の出したグレード)

全日本宝石研究所の出したグレード

(2) 1.02ct I VS1 G (全日本宝石研究所の出したグレード)

全日本宝石研究所の出したグレード

この二つを比較しますと、(1)の方が(2)よりもカラーが1ランク、カットが1ランク上のグレード、クラリティは同等のグレードという事がわかります。
この場合、お電話でのお見積もりの時点では(1)の方が若干高めのお見積もりになるはずです。

中央宝石研究所で鑑定をし直した結果は?

では次の写真をご覧ください。これはそれぞれ中央宝石研究所でグレーディングをとり直した結果です。

(1) 1.079ct K VS2 G
(中央宝石研究所の出したグレード)

(2) 1.028ct J VS1 VG
(中央宝石研究所の出したグレード)

(1)はカラーが3ランク、クラリティが1ランク、カットが1ランク、それぞれグレードが落ちてしまいました。では次に(2)を見てみましょう。こちらはカラーが1ランク下がりましたが、昔と今と比べてみて鑑定基準が厳しくなっていますのでカラーの1ランク落ちはまずまずな結果と言えるでしょう。またクラリティは同一グレード、カットは1ランク上がっています。

この中央宝石研究所で上がってきたソーティング結果を比較してみましょう。(1)は(2)よりも全てのグレードが低い事がわかります。この結果を見るとこの二つのダイヤモンドの最終的な買取価格は(2)の方が高くなります。

この結果を比較して

このように、全日本宝石研究所の鑑定書は内容だけでは実際の品質がわからないのです。また、このグレードのバラつき以外にも蛍光性や寸法等お値段に影響する要素が存在します。この全日本宝石研究所の鑑定書には蛍光性の項目がありませんので、拝見して確かめるしかありません。

当店での実物査定は、現在一般的な鑑定機関に出しなおした場合に出る実際のグレードを枠付きの状態で確認してお値段をお付けいたします。ココ山岡の買取に関しては、特に知識と経験に左右されるという事になります。

※.注意 こちらは当店でお買い取りをした後に、枠から外し鑑定機関に出しなおした結果です。査定の時点でお客様の石を枠から外す事はありません。

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